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VSOLJ ニュース (154)

 投稿者:wataメール  投稿日:2006年 5月15日(月)22時37分7秒
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                  超新星2006chを山形の板垣さんが発見

                                         著者  :山岡均(九大理)
                                         連絡先:yamaoka@rc.kyushu-u.ac.jp

  超新星はひとつの銀河あたり、数十年に1個の割合で出現すると考えられて
います。ただし、その割合は銀河の種類、特に星が多くできているかどうかに
よって大きく変わります。腕の開いた渦巻銀河のように、星を活発に形成して
いるような銀河では、短寿命の重い星が爆発する超新星の数が多くなります。
ペガスス座の銀河NGC 7753は、腕が開きぎみの渦巻銀河のひとつです。

  今年の1月に超新星2006Aが出現したこの銀河で、今年2個目の超新星が発見
されました。発見者は山形県山形市にお住いの板垣公一(いたがきこういち)さ
んで、これが板垣さん自身今年2個目の超新星発見になります。

  超新星は、5月9.765日(世界時、以下同様)撮影の画像で、16.5等の明るさで
発見されました。板垣さんの観測では、11.764日に16.6等、14.752日に16.8等
と、次第に暗くなっているもようです。超新星の位置は、

    赤経:  23時47分06.12秒
    赤緯: +29度28分50.6秒  (2000年分点)

で、母銀河であるNGC 7753渦巻銀河の中心から東に17秒角、南に10秒角にあた
ります。http://www.rochesterastronomy.org/sn2006/n7753s5.jpg に発見画
像が置かれています。

  1月にはこの銀河は夕空低く、超新星2006Aは発見後に分光観測されることな
く暗くなってしまいました。今回も、まだ明け方の空低く、分光観測は難しい
ところですが、今後の追跡観測が望まれます。

参考文献: CBET 510 (2006 May 15)

2006年5月15日

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